馬耳東風とは、馬耳東風の意味
馬耳東風とは、他人の意見や批評を気にかけないで聞き流すという意味のこと。中国の詩人である李白の書いた「答王十二寒夜独有懐」内の「世人之を聞けば皆頭を掉り東風の馬耳を射るが如き有り」が由来となり生まれた四字熟語である。馬の耳に念仏と似ているが、馬の耳に念仏は念仏の有り難さがわからないという意味なので、聞き流す馬耳東風とは異なる。英語表現では「talking to a wall」となる。馬耳東風がなぜ他人の意見や批評を気にかけないで聞き流すという意味になるのかだが、馬の耳に心地いい春風が吹いても馬は何も感じないということから何を言われても全く気に留めないことを馬耳東風と表現することとなった。