2012年4月11日水曜日

機械受注統計

読み方:きかいじゅちゅうとうけい
別名:機械受注統計調査
別名:機械受注

機械メーカーが企業や政府などからどのくらい設備用機械の製造を受注したかに関する統計のこと。供給側統計の一つであり、マクロ経済指標の一つ。

機械受注統計は、内閣府が毎月「機械受注統計調査報告」という形で発表しており、4半期ごとに向う三ヶ月の機械受注に関する見通しも発表されるようになっている。

機械受注統計では、発注者(需要者)側は、「民間需要(製造業及び非製造業の内訳業種) 」「官公需(運輸業、通信業、防衛省、国家公務、地方公務、その他官公需)」「海外需要」「代理店」 に区分されて調査される。

また、受注側は「原動機」「重電機」「電子・通信機械」「産業機械」「工作機械」「鉄道車両」「道路車両」「航空機」「船舶」の大分類に区分されて調査される。

なお、機械受注統計は、民間設備投資の先行指標としてしばしば利用される面があり、「景気の基調判断」などで知られる月例経済報告の中でも、機械受注統計の増減について言及されるのが通例となっている。

関連サイト:
機械受注統計調査報告 - 内閣府
機械受注統計調査の解説 - 内閣府