2011年4月14日木曜日

自販機悪玉論

読み方:じはんきあくだまろん

2011年3月の東日本大震災、および福島第1原発で発生した原発事故により、東京電力管内が深刻な電力不足に陥っている中で、無駄な電力消費の筆頭として自動販売機を挙げる考え方。

自販機悪玉論は、石原慎太郎東京都知事がパチンコ店と自動販売機を強く批判し、「自分の家で冷やせば良い」などと発言したことを指している場合が多い。

自動販売機がある程度の電力を消費しているのは事実であるとは言え、震災後は業界側が自動販売機の照明点灯を自粛しており、また最新の自動販売機は電力ピークとなる昼の時間帯は保冷機能だけで対応可能になっている(冷却機を稼動させないためピーク時に電気を浪費しない)。また、自動販売機の市場も大きく、従業員として関わる人も多く存在することから、自販機悪玉論には賛否両論が飛び交っている。