2011年10月6日木曜日

ロストジェネレーション

別名:ロスジェネ
別名:失われた世代
英語:lost generation

戦争や貧困、不況などにより行き場のなくなった迷走する若者の総称。略してロスジェネと言うこともある。

ロストジェネレーションは、1920年代から1930年代にかけて活躍したのアメリカ合衆国の作家や、1990年代以後の南アフリカの諸国において学校教育を受けず犯罪を繰り返す青年たちに対して用いられる。特に日本においては、就職氷河期に社会人になった人たちをロストジェネレーションという。

日本におけるロストジェネレーションは、1993年頃から2005年頃までの間に社会人になった人たちのことを指す。この頃は、日本のバブル経済が崩壊した後の景気低迷による雇用悪化で就職難だったとされる。

ちなみに日本の高度成長期以降の失業率は2%台で推移していたが、就職氷河期の2002年には5.4%まで上昇している。またこの頃は、ロストジェネレーションの自殺も増加したとされる。