2013年4月23日火曜日

水産特区

読み方:すいさんとっく
別名:水産業復興特区

東日本大震災の被災地である宮城県の一部地域で、復興を目指して設置される特別区。主に同地域の漁業権の開放を行い、民間企業の参入を意図している。東日本大震災の復興のために民間からの投資を呼び込むことが狙いである。

2013年4月19日の日本経済新聞の記事によると、水産庁は同日、水産特区の認定に林芳正農相が同意したと発表。これに伴い、復興庁は水産特区を9月に正式決定する予定である。

特区が設置されれば東日本大震災の復興にむけ全国初の試みとなる。特区は「地元漁業者7人以上で構成される法人」なども県の漁協と同等に漁業権を得られる。

特区の対象は宮城県石巻市の桃浦地区で、県の漁協は特区設置に伴う漁業権認定の規制緩和に懸念を示している。

関連サイト:
水産特区、復興庁が初認定へ 企業に漁業権 宮城・石巻 - 朝日新聞
宮城の「水産特区」認定へ 農相が同意 - 日本経済新聞
宮城の水産特区認定 全国初、民間にも漁業権 復興庁 - MSN産経ニュース