2013年4月23日火曜日

マラセチア真菌

読み方:マラセチアしんきん
別名:マラセチア属真菌

ヒトの皮膚に常在する菌。皮脂を栄養源としている。皮脂が過剰に分泌されると、マラセチア真菌が異常繁殖して、皮脂が分解されてできた遊離脂肪酸が皮膚の炎症を引き起こす場合がある。

マラセチア真菌の異常繁殖は、脂漏性湿疹、フケの多量発生などを引き起こす。美容上の難点になり得たり、軽い痒みに悩まされたりすることはあるが、生命を脅かすことはまずないとされる。