2013年4月23日火曜日

米韓原子力協力協定

読み方:べいかんげんしりょくきょうりょくきょうてい
別名:韓米原子力協力
別名:米韓原子力協定
別名:米国-韓国原子力協定

アメリカと韓国の2国間で締結された原子力協力協定。

原子力協定は、一般的には原子力関連技術・関連資材の利用や移転などについて法的な枠組みを定めるものである。米韓原子力協力協定では、韓国が米国から移転された核燃料などの物質を再処理したり変形させたりする場合に事前に共同決定が必要であると規定されている。したがって韓国は随意に再処理その他の加工を行うことが困難となっている。

米韓原子力協力協定は1973年に発効した。協定の存続期間は2014年までとなっている。2010年から協定の改定・再締結に向けた交渉が進められている。韓国側は日米原子力協力協定において米国が日本に認めている乾式再処理(パイロプロセシング)を事前に認めるよう、要求しているが、2013年4月時点では米国側が容認する可能性は低いと見られている。

関連サイト:
核不拡散ニュース - 米韓原子力協力協定について (2009年10月) - 日本原子力研究開発機構
米韓原子力協力協定 - 日本原子力研究開発機構
【社説】韓米原子力協定、延長して解決するのか - 中央日報日本語版2013年4月20日