2013年6月11日火曜日

電子投票

読み方:でんしとうひょう
別名:電磁的記録式投票制度

電子機器を利用して投票を行うこと。投票所でタッチパネルなどを利用して投票することと、インターネットを通じて投票を行うことなどがある。

日本では2002年、地方自治体向けに電子投票法が定められ、主に地方公共団体の首長を選ぶ選挙などにタッチパネルを利用した電子投票が行われてきた。電子投票を利用することで、開票にかかる時間を短縮できるなどのメリットがある一方で、投票機械のトラブルなどで選挙が無効になった実例もある。

日本では2013年夏の参院選からインターネットを利用した選挙運動が解禁されるが、国政選挙に電子投票が適用される見通しは立っていない。電子投票を支持する人々の中には、海外にいても投票できるインターネット投票も解禁すべきとの意見もある。

エストニアでは2005年からインターネットでの投票が解禁されている。個人を識別するICカードを利用し、インターネットで投票をすることができる。