2013年12月20日金曜日

科学技術研究調査

読み方:かがくぎじゅつけんきゅうちょうさ

総務省統計局が毎年行っている、国内の研究活動に関する調査。1953年に「研究機関基本統計調査」として始まり、1960年に現在の名前に改称した。統計法に基づき定められた「科学技術研究調査規則」に沿って実施されている。

科学技術研究調査の調査事項は、主に研究内容、研究費、研究者数、技術貿易に関する事項などである。調査対象は、大きく「企業等」「非営利団体・公的機関」「大学等」の3つに分けられており、それぞれに異なる内容の調査票が配布されている。科学技術研究調査の結果は、国による科学技術振興の基礎資料として用いられているほか、経済開発協力機構(OECD)などへのデータ提供も行われている。

2013年に行われた科学技術研究調査では、日本は研究費の対GDP比、人口1万人当たりの研究者数がともに、G8および中韓の中で、韓国に次ぐ2位であった。また、女性研究者の数が約12万7800人で研究者全体の14.4%を占め、過去最多となった。

関連サイト:
統計局ホームページ/科学技術研究調査 - 総務省統計局
科学技術研究調査規則 - e-gov