2014年1月31日金曜日

マイナススプレッド

外国為替証拠金取引(FX)において、売値が買値を上回っている状態のこと。

マイナススプレッドは、外国為替証拠金取引業者がNDDと呼ばれるインターバンク直結方式を採用している場合に、まれに発生することがある。

外国為替証拠金取引では、一般的に買値が売値を上回った状態で価格提示される。例えば、米ドル/円の売値が102.45円であれば、買値は102.47円といった価格になる。この場合のスプレッドは2銭で、投資家に売買コストが発生する。一方、マイナススプレッドでは、売値が102.48円で買値が102.46円といった価格提示になる。この場合、瞬時に買い、売りを行えば利益が発生することになる。