英語:knock-in
別名:ノックイン型
対象となる株価が、あらかじめ設定した基準価格と等しいか、または、下回ること。
ノックインは、仕組債(リンク債)に設定されることが多い。例えば、日経平均ノックイン債のような日経平均株価連動の仕組債では、ノックインの判定水準として、「当初の日経平均株価の65%」のような設定がされている。この場合、当初の日経平均株価が15000円で、発行後に日経平均株価が9750円以下になればノックインとなる。なお、9750円をノックイン価格という。
ノックインした場合の償還額は、次の計算式で求めることができる。
償還額=額面金額×(最終評価日の日経平均株価÷当初の日経平均株価)
ただし、ノックインしても最終評価日の日経平均株価が当初の日経平均株価を上回っていた場合は、額面金額が償還額となる。