2014年11月11日火曜日

地方創生

読み方:ちほうそうせい

国内の各地域・地方が、それぞれの特徴を活かした自律的で持続的な社会をかたちづくること。魅力あふれる地方のあり方を築くこと。

地方創生は第二次安倍内閣が掲げる主要な政策のキーワードとして用いられている。内閣府特命担当大臣(地方創生担当)も新設され、石破茂が地方創生担当大臣に任命されている。

大まかに言えば、地方創生とは地域振興・活性化といったものを指しているといえるが、地方創生の定義やその意味するところについて、政府は特に画定させていない。農業、観光、科学技術イノベーションなどさまざまな起点が地方創生のあり方として想定されている。2014年9月2日の時点で麻生太郎・副総理兼財務大臣は「今の段階でこれが地方創生なのだという定義がはっきりしていないように見える」と述べている。

地方創生の理念は「まち・ひと・しごと創生」のキーワードによって具体化され、政府による「まち・ひと・しごと創生本部」の設置、および「まち・ひと・しごと創生法案」の検討などの形で取り組みが進められている。主要な柱として、東京一極集中の解消、地域社会の問題の解決、地域における就業機会の創出などが据えられている。

関連サイト:
麻生副総理兼財務大臣兼内閣府特命担当大臣閣議後記者会見の概要・平成26年9月2日 - 金融庁
まち・ひと・しごと創生本部 - 首相官邸