2015年4月21日火曜日

テーパータントラム

別名:テーパー癇癪
別名:テーパーかんしゃく
英語:taper tantrum

米国が量的緩和縮小(テーパリング)政策を方針として固めた際に金融市場で生じた動揺・混乱を指す呼び名。テーパリング(tapering)を、癇癪(の発作)を意味する「temper tantrum」に掛けて、市場が癇癪を起こしたというニュアンスを表現した言い方。

テーパリングの方針は2013年に米連邦準備制度理事会(FRB)で決定された。決定が報じられて間もなく市場は大きく反応し、新興市場の資本が売られ、新興国通貨は大幅に下落するなどの動向が生じた。