2015年4月21日火曜日

ダブルループラーニング

英語:double loop learning
別名:ダブルループ学習
別名:DL学習

問題解決のために、目的や前提などのさまざまな視点からアプローチすること。アメリカ合衆国の組織論学者であるクリス・アージリス(Chris Argyris)が提唱した。

クリス・アージリスは、ダブルループラーニングをサーモスタットを用いて説明している。サーモスタットは、ヒーターをON、OFFの調整をすることで、設定された温度を保つようにする。これは、ヒーターをON、OFFにするという与えられた手段を用いて問題を解決するもので、シングルループラーニングという。一方、ダブルループラーニングでは、なぜその温度で保つのか、また、部屋に冷気が入ってこないような手段はないのかといった点も検証する。