英語:Carbon Negative
エネルギーの利用時に排出される二酸化炭素の量が、エネルギー源として使用された資源がそのライフサイクルにおいて吸収した二酸化炭素の量を上回っている状態。
カーボンネガティブに対して、二酸化炭素の吸収量の方が排出量よりも多い状態はカーボンポジティブという。また、排出量と吸収量が等しい状態はカーボン・ニュートラルと呼ばれる。
これまで燃料として中心的に用いられてきた石油・石炭などの化石燃料は、二酸化炭素を多く排出し、他方で吸収をほとんど行わないため、カーボンネガティブである。そこから脱却するため、カーボンニュートラルを実現できるバイオマス燃料の研究が進められている。