2011年7月4日月曜日

DEPDC5遺伝子

読み方:ディーイーピーディーシーファイブ
別名:DEPDC5
英語:DEPDC5 Gene
英語:DEP domain containing 5
英語:DEP domain-containing protein 5


肝臓がんの発症に強い関連性を持つとされる遺伝子。2011年7月4日に理化学研究所らの研究チームが発表した。

研究では、C型慢性肝炎から肝臓がんに罹患した人の遺伝子を調べたところ、DEPDC5遺伝子のうち特殊なタイプのDEPDC5遺伝子多型を持つ人は、それを持たない人に比べて、約2倍ほど肝臓がんに罹患するリスクが高いことが判明したという。

DEPDC5の詳細な機能は、発表時点では不明であるが、ちなみに、「DEPDC1遺伝子」と呼ばれる遺伝子は膀胱がんとの密接な関連が指摘されている。

関連サイト:
C型慢性肝炎に起因する肝がん発症に深く関わる遺伝子を発見 - 独立行政法人理化学研究所