2012年11月6日火曜日

紫綬褒章

読み方:しじゅほうしょう
英語:Medal with Purple Ribbon

褒章の一種。学問や芸術の分野において顕著な事績を残した者に対して授与される栄典。

内閣府ウェブサイト「褒章の種類及び授与対象」では、紫綬褒章の授与対象について次のように述べている。
学術、芸術上の発明、改良、創作に関して事績の著しい者
なお、褒章制度の根拠として明治14年に制定された「褒章条例」による、紫綬褒章の授与対象は次の通りである。
学術芸術上ノ発明改良創作ニ関シ事績著明ナル者ニ賜フモノトス
紫綬褒章は学問や芸術といった文化全般を対象としており、受賞対象も学者、研究者、作家、工芸作家、芸術家、デザイナー、舞台俳優、スポーツ選手、歌手、棋士、漫画家などと幅広い。タレントとしてマスメディアに多く登場している者も多く、マスコミの注目度が際立って高い褒章の一つといえる。

褒章には、紅綬褒章、緑綬褒章、黄綬褒章、紫綬褒章、紺綬褒章、藍綬褒章の6種がある。いずれも天皇陛下の名において徽章と共に授与される。

いずれの褒章も、毎年の春と秋にそれぞれ発表されている。春はみどりの日に、秋は文化の日に発表され、それぞれ「春の褒章」、「秋の褒章」と通称される。

関連サイト:
褒章の種類及び授与対象 - 内閣府
褒章条例 - e-Gov