2014年1月24日金曜日

ダボス会議

読み方:ダボスかいぎ
別名:世界経済フォーラム年次総会
別名:WEF年次総会
英語:World Economic Forum Annual meeting in Davos
英語:WEF Annual meeting in Davos
英語:Annual meeting in Davos
英語:Davos Debates

毎年1月末にスイスのダボスで開催される、非営利団体「世界経済フォーラム(WEF)」の年次総会の通称。政治家や世界的大企業のCEOなどをはじめとする、2000名以上の全世界の要人が一同に会することから、「経済界のオリンピック」と呼ばれることもある。また、ダボス会議は政財界の要人以外に、世界的な芸能人、アスリート、文化人などが参加することでも知られている。

ダボス会議の会期中は200以上のフォーラム(分科会)が設けられ、経済や社会に関連する様々な国際的問題について議論が行われる。また、ダボス会議には世界中から約500名のメディア関係者が出席しており、参加者の発言はしばしば強い影響力を持って世界に伝えられる。

ダボス会議は、1971年にドイツの経営学者、クラウス・シュワブによって主宰されたのが始まりである。日本の現職の首相としては、森喜朗が2001年に初めて参加し、2008年には福田康夫、2009年には麻生太郎、2011年には管直人、2014年には安倍晋三が参加して講演を行った。

なお、中国の大連市および天津市では、世界経済フォーラムの「ニュー・チャンピオン年次総会」が毎年9月に開かれており、新興国や先進国の新興企業などの代表者が集まる会合として位置づけられているが、この会議は「夏季ダボス会議(サマーダボス)」の通称で知られている。