2014年6月4日水曜日

虎ノ門ヒルズ

読み方:とらのもんヒルズ
英語:Toranomon Hills

森ビルが開発し、東京都港区虎ノ門一丁目に建設された高層複合ビル。虎ノ門・環状第2号線沿いの再開発事業における中核的施設のひとつ。事業者は東京都、施工業者は大林組。

虎ノ門ヒルズは地上52階、地下5階、高さ247メートル(最高地点は255メートル)の超高層ビルであり、都内でも指折りの高層建築となる。47階から最上階までは米国大手ホテル事業者ハイアットが日本で初めてホテルを開業する。その他、レジデンスフロア、オフィスフロア、商業施設フロアが各階に展開する。

虎ノ門ヒルズを含む環状第2号線の新橋・虎ノ門区間の都市計画は、1940年代に遡る。2002年に再開発計画の事業計画が決定し、2009年に森ビルが建築者に決定、2011年2月に起工式を執り行い、同年4月に着工した。

虎ノ門ヒルズの構造上の特徴としては「立体道路制度」に基づく地下道路の上に建っている点を挙げることもできる。立体道路制度は1989年(平成元年)に決定された制度で、道路の上下に建築物を設置可能とするものである。虎ノ門ヒルズの下には地下トンネルが設けられ、環状二号線が貫通している。

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