2011年3月17日木曜日

福島第一原子力発電所3号機

読み方:ふくしまだいいちげんしりょくはつでんしょさんごうき
別名:福島第一原発3号機

東京電力の福島第一原子力発電所に設置された原子炉の3号機。

着工日は 1970年10月、運転開始日は1976年3月。原子炉形式は沸騰水型軽水炉、燃料はMOX燃料(プルサーマル)であり、定格電気出力は78.4万キロワット。

2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震の影響によりタービンと原子炉が自動的に停止。

3月13日午前2時44分、冷却装置が停止し、冷却水の水位が低下し始めたものの、同日午前8時40分過ぎ、安全弁を開けることに成功し、原子炉格納容器内の蒸気が排出され始めたため真水の注入を開始したものの、同日12時55分には燃料棒の一部が露出し始めたため、海水の注入が開始された。

3月14日午前11時過ぎ、原子炉建屋が爆発し骨組だけとなった。

3月16日午前中、白煙が確認されたため、3号機については原子炉格納容器の一部が破損した可能性があると見られており、炉心溶融の可能性が指摘されている。

関連サイト:
TEPCO : 福島第一原子力発電所 | 運転状況【3号機】