2011年3月17日木曜日

福島第一原子力発電所2号機

読み方:ふくしまだいいちげんしりょくはつでんしょにごうき
別名:福島第一原発2号機

東京電力の福島第一原子力発電所に設置された原子炉の2号機。

着工日は1969年5月、運転開始日は1974年7月。原子炉形式は沸騰水型軽水炉、燃料は二酸化ウランであり、定格電気出力は78.4万キロワット。

2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震の影響によりタービンと原子炉が自動的に停止。

直後から2日程度は、他の原子炉と比べた場合、比較的安定していたものの、3月14日に3号機の建屋の爆発に伴い、2号機についても原子炉建屋を損傷し、3月14日午後になって冷却機能を消失した。原子炉の水位が低下したため、同日夕方より海水の注水が開始されたものの、ポンプの燃料が切れて注入できなくなっていたため、冷却水の水位が大きく低下し、一時、燃料棒が全て露出する事態となった。

さらに、3月15日午前6時過ぎには、原子炉格納容器の圧力抑制プール付近で爆発音が発生している。

関連サイト:
TEPCO : 福島第一原子力発電所 | 運転状況【2号機】