2011年4月20日水曜日

警戒区域

読み方:けいかいくいき

災害の発生した現場や周辺地域などにおいて、住民の生命や健康に対し危険が予想される場合に、法的に立ち入りの制限が可能とされる指定区域。一般的には災害対策基本法に基づき発令される。

警戒区域へ指定された場合、住民へ立ち退きを強制する権限が自治体に与えられる。道路封鎖なども行うことが可能になる。

2011年3月に福島第一原子力発電所で原発事故が発生した影響により、周囲20キロ圏内には避難指示が出されていたが、4月20日時点で20キロ圏を警戒区域に指定する方針が発表された。20キロ圏外の周辺地域には「計画的避難区域」および「緊急時避難準備区域」の指定が検討されている。