2013年6月25日火曜日

アベノミクス3本の矢

読み方:アベノミクスさんぼんのや
別名:3本の矢
別名:アベノミクス三本の矢
別名:三本の矢

安倍晋三第96代首相が打ち出した経済政策「アベノミクス」の柱となる3つの方針を指して用いる語。具体的には大胆な金融政策、機動的な財政政策、成長戦略の3つの総称である。これらにより、デフレ及び円高から脱し、日本経済を改善することが目標とされている。

一般的に、金融政策が1本目の矢、財政政策が2本目の矢、成長戦略が3本目の矢とされる。具体的に金融政策では、2%の物価上昇率を設定し、金融緩和が行われる。また財政政策は、東日本大震災の復興や老朽化した公共インフラの整備などの公共事業の拡大を中心としているが、一部ではバラマキとして批判を受けている。

3本目の矢である成長戦略では、主に特区設置や規制緩和などを通じて、国内外からの投資拡大などが見込まれ、民間主導で景気を改善させることが重視されている。また、外資を呼び込むことや公共インフラの拡充なども成長戦略の中心といえる。