2013年6月25日火曜日

早期勧奨退職

読み方:そうきかんしょうたいしょく
別名:退職勧奨
別名:肩叩き

主に中央省庁に勤める国家公務員が、その省庁で幹部職に就任できなかったことなどを理由に、定年に達する年齢より前の時点での退職を促すこと。

早期退職をした場合、退職した元公務員を、中央省庁と結びつきの強い公益法人や企業などに天下りさせることが多い。特に50歳を過ぎた国家公務員を対象として行われる。

長期間に渡って同じ人物が同じ階級や役職にいる場合、若手の昇進などに好ましくない影響を与えるとされ、中央官庁では早期勧奨退職が慣行となっている。

また早期退職者は定年まで働いた人々と比べて、より多くの退職金が払われることが一般的である。特に勧奨退職手当として、定年までに勤務した場合に支給されると予想される額以上の退職金が支払われ、その上、退職後の職も保障されることになっている。