読み方:むとうひょうそう
選挙権を有しているにも関わらず、選挙の際に投票をしない人々。2013年現在、特に20代、30代の若者に多いとされる。
無投票層には、単に政治に興味のない人だけでなく、その時点で行われている政治に失望し、投票に行かない人々なども含まれる。また仕事などが忙しいため、投票に行くことができないと主張する人もいる。
無投票層には、若者が多いとされるが、若者が選挙に行かないことで、自然と有権者の平均年齢が上がることが一般的である。したがって多数派の意見が尊重されやすい民主主義体制下では、高齢者向けの政策ばかりが重視されるシルバー民主主義となる場合が多い。
無投票層を減らすために、期日前投票の手続きの簡略化や電子投票解禁などを行うべきだという意見もある。