2014年3月28日金曜日

総資本増加率

読み方:そうしほんぞうかりつ

会社の総資本が前年度と比べてどれだけ増加したかをパーセンテージで表したもの。

総資本増加率は、次の計算式で求めることができる。

総資本増加率=(今期の総資本-前期の総資本)÷前期の総資本×100

総資本増加率は、会社の成長性を知る手掛かりの1つである。総資本増加率が100%を超えている場合には、会社は成長していると判断することができる。一方、100%を割っている場合には、会社の成長が止まっていると判断することができる。

総資本は、負債と純資産の合計である。そのため、借入金などの負債が増加した場合でも、総資本増加率が100%を超えることがある。よって、会社の成長性を判断するには、総資本増加率の他に、自己資本比率や総資本回転率、流動比率などを併用するケースが多い。