2015年4月6日月曜日

葛西臨海水族園マグロ大量死

読み方:かさいりんかいすいぞくえんマグロたいりょうし
別名:葛西臨海水族園のマグロ大量死
別名:葛西臨海水族園マグロ・カツオ大量死
別名:葛西臨海水族館マグロ大量死
別名:葛西臨海水族園におけるマグロの大量死
別名:葛西臨海公園マグロ大量死

東京都江戸川区の人気水族館「葛西臨海水族園」で展示公開されているマグロやカツオが2014年12月前後に大量に死んだ一連の騒ぎの通称。

葛西臨海水族園では大型水槽でクロマグロ、ハガツオ、スマといった大型回遊魚を飼育・展示していた。3種計165匹が大水槽を泳ぐ壮観は人気を博していたが、2014年12月頃からこれらの魚が次々と死んでいった。原因が特定されないまま減少が続き、2015年1月にスマは全滅、ハガツオも全滅、2月初頭の時点でクロマグロ3匹が残るのみという壊滅状態に陥った。

マグロ大量死の原因としては、ウィルスが持ち込まれた可能性や、付近で行われていた工事の振動や騒音による過度のストレスの可能性などが浮上した、1月後半には死亡した個体からウィルスが検出されたと報じられたが、発表時点ではウィルスの種が特定されておらず、ウィルスが大量死の原因とも断定されていない。

2015年3月後半までに残ったクロマグロ3匹中2匹が死に、葛西臨海水族園の大型水槽は4月までにクロマグロ1匹を残すのみとなった。4月、葛西臨海水族園は、試験的に他の魚を水槽で泳がせて経過観察を行う試みを始めた。