2011年4月15日金曜日

大連動

読み方:だいれんどう
別名:大連動地震
別名:大連動型地震

複数の震源域が連動して、同時もしくはきわめて短期間のうちに、複数の大規模な地震を引き起す現象。

特に、東海地震、南海地震、東南海地震の同時発生を「三連動地震」と呼ぶ。この3つの地震はおよそ100年周期で発生するとみられており、近い将来の発生に向け警戒・対策が呼びかけられている。

2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)は、三連動地震のように想定されていなかったが、三陸沖から茨城県沖の4つの震源地が大連動を起こした可能性が指摘されている。また、4月15日時点では発生していないが、さらに南に位置する房総半島沖の震源が連動して大規模な房総沖地震が発生する危険性もあると指摘されている。