2022年11月28日月曜日

読み方:くさ

「草」とは、インターネット掲示板やSNSで笑いを表すwを連続して入力したwwwが草を生やしているように見えることからインターネットスラングとして笑いのことを意味する表現。
もともとは、「笑い」や「(笑)」などを表記する際に、「warai」というローマ字入力が変換されずに「w」と省略されるようになり、それが連なることで「www」になり、さらにこの「www」が草が生えているように見えることから、最終的に「草」と言い表されるようになったという経緯がある。

草とは、草の意味

草とは、植物の形態のひとつのことで、正式名称は「草本」と呼ばれる。草は体が小さく、生息していられる期間も長くはない。草は「草ぶき」「草屋」のような使い方をして、草に「粗末」という意味を持たせることもある。英語では grass と表現する。日本独自のネットスラングとして、文末に「草」を付す場面も多く見られる。

ネットスラングの草の意味

草は、ネットスラングで「笑い」、あるいは「嘲笑」を意味する。もともとは、「(笑)」を省略して「w」と書かれていたものが、「wが草に見える」との理由から「草」に変わっていった。ただし、「w」が語尾につける記号的な要素が強いのに対し、草は名詞として用いられる機会が目立つ。

例文として「まったく勉強せずにテストを受けたら、案の定、赤点を取って草だった」といった使い方が挙げられる。また、ネット上では面白おかしい状況、相手を馬鹿にしたい場面などで「草が生える」と表現することもある。「冗談のつもりで言ったのに、本気にするのは草が生える」などと表現する。

なお、ネットスラングとしての草は敵対する相手への煽り文句として使用されることも少なくない。草は用いるタイミング次第で相手を不快にさせることもある。