2013年11月1日金曜日

アクアトップディスプレイ

別名:お風呂ディスプレイ
英語:AquaTop Display

電気通信大学の小池英樹教授らが開発した、水面をタッチディスプレイ化する技術。2013年11月現在、製品化に向けた開発が行われている。

アクアトップディスプレイは、入浴剤を入れて白濁させた水にプロジェクターの映像を投影し、ユーザーの動作をKinectの深度センサーで感知し、装置に接続したパソコンで処理を行うという技術である。アクアトップディスプレイに投影した画像や動画を、水面から出した指でつまんだり、水をすくい上げたりといった動作で操作することができるほか、水面から指や手を出す操作で遊ぶことができるシューティングゲームも発表されている。

アクアトップディスプレイは、従来の固体のタッチパネルでは実現できなかった、ディスプレイの内側と外側を行き来する操作や、水しぶきが上がる演出などが画期的だとして注目されている。2013年10月に日本科学未来館で行われた「デジタルコンテンツEXPO 2013」では特別賞を受賞した。