2013年11月22日金曜日

イスラム聖戦士血盟団

読み方:イスラムせいせんしけつめいだん
別名:al-Mua'qi'oon Biddam
別名:al-Mouwakoune Bi-Dima
英語:Signers in Blood Battalion
英語:Signed-in-Blood Battalion
英語:Signatories for Blood
英語:Masked Men Brigade
英語:Those who Sign with Blood Brigade

アルジェリアやマリなどの北アフリカ地域で活動する、アルカイダ系の武装勢力。「イスラム・マグレブ諸国のアルカイダ組織(AQIM)」の幹部を務めていたモフタール・ベルモフタールが、2012年に同組織を脱退するとともに結成した。イスラム聖戦士血盟団は、2013年1月にアルジェリア人質拘束事件(イナメナス人質事件)を起こしたことで世界的に知られるようになった。

2013年3月に、フランス軍およびチャド軍の掃討作戦により、指導者のモフタール・ベルモフタールが殺害されたと報じられた。しかし、その後起こった自爆テロの犯行声明がモフタール・ベルモフタールの名で行われるなど、イスラム聖戦士血盟団側はモフタール・ベルモフタールの死亡説を否定した。

2013年8月に、イスラム聖戦士血盟団は「西アフリカ統一聖戦運動(MUJAO)」と合併し、「アル・ムラビトゥーン(Al-Murabitoun)」と改称したという声明が出されている。