2013年11月22日金曜日

下限値段

読み方:かげんねだん
別名:下限価格

証券取引所が、新規上場日の初値決定前の気配運用の1つとして設ける、株価の下限額。

株価は、株式市場の売買の需給バランスによって決定されるが、新規上場株の場合には需給バランスによって決定された株価がない。そのため、証券取引所では、公募・売出し価格を参考に、新規上場株の上限値段や下限値段、更新値幅などを決定する。

なお、新規上場株の初値は、下限値段から通常の更新値幅分だけ安い値段まで成立可能となっている。ただし、新規上場日に売り気配で終了し、初値がつかなかった場合には2日目に新たな上限値段や下限値段、更新値幅などが設定される。