2013年11月22日金曜日

ななつ星in九州

読み方:ななつぼしインきゅうしゅう
別名:ななつ星
別名:ななつ星in九州号
別名:ななつ星号
別名:クルーズトレインななつ星in九州
英語:CRIUSE TRAIN SEVEN STARS IN KYUSHU

JR九州が運行する豪華寝台列車。オリエント急行をモデルとして、約30億円の費用を投じて製造された。国内最高級の設備が揃えられており、14の客室全てがスイートルームである。2013年10月に第1便の運行が行われた。

2013年11月現在、1泊2日コースと3泊4日コースが週に一回ずつ催行されている。いずれも博多駅を発着点とし、1泊2日コースは長崎駅、阿蘇駅、由布院駅などを、3泊4日コースは由布院駅、宮崎駅、隼人駅、鹿児島中央駅、阿蘇駅などを経由する周遊ツアーとなっている。

「ななつ星in九州」に対する注目度は運行前から高く、メディアなどに頻繁に取り上げられてきた。2013年11月現在、2014年6月分までの予約が既に埋まっており、当選倍率は約7倍から9倍とされている。沿線の観光振興への期待も高く、沿線各地で「ななつ星in九州」の歓迎行事が行われている。

JR九州は、「ななつ星in九州」の将来的な目標を外国人観光客の誘致と位置づけており、国際的なブランドの確立を目指す方針である。JR九州はこれまでに、海外メディアの記者を招待するなどの働きかけを行ってきたが、2013年9月には香港の旅行会社「EGLツアーズ」が「ななつ星in九州」の1便を丸ごと買い取るなど、海外からのアプローチも行われている。

関連サイト:
クルーズトレイン「ななつ星in九州」 - JR九州