2020年1月25日土曜日

通信

読み方:つうしん

通信とは、何らかの方法によって他者に自分の考え・様子や情報などを伝えることである。通信という語は「信を通じる」、すなわち「信(=便り、合図)を交わす」という意味であると解釈できる。

現代においては、通信という語は電話やインターネットをはじめとする有線・無線の電気通信を指す意味で使われることが多い。人間の聴覚や視覚に頼って行われる伝言、警報、手旗、光など、そして郵便や伝書鳩も通信の形態の1つである。

通信の類語としては「伝達」「連絡」「消息」「通知」「報道」「コミュニケーション」などが挙げられる。「伝達」や「連絡」は、誰かとつながりを持ち、何かを伝えるという点では「通信」と同じであるが、「伝達」は主に意思や命令、「連絡」は単にある事柄を伝える意味合いが強いという点で「通信」とはやや異なる。また、「通信」は電気通信のニュアンスが強いが、「伝達」「連絡」は口頭・文書で行われることが多い。

「通信機器」は、通信衛星、固定電話や携帯電話、ルーターなど、電気通信を行うために用いる機器のことである。

「通信回線」は、コンピューター間でデータの送受信をするときなど、有線・無線にかかわらずデータの経路となるものである。

例文:

  • 地震による大規模な通信障害が発生し、混乱状態となった。
  • 人里離れた山奥では、通信手段が限られる。