2020年4月6日月曜日

パパ活

読み方:パパかつ
別名:P活

「パパ活」とは、20代~30代の女性がパパと呼ばれる中年男性と食事やデートあるいは大人のカラダの関係を持つことで見返りとしてお手当てと呼ばれる金銭を受ける活動のことを意味する表現。

パパ活とは何か、パパ活の意味

パパ活とは、経済的に余裕のある男性と一緒の時間を過ごし対価として金銭を得る活動のこと。経済的な援助をしてくれるパパのような存在のパトロンを探す活動という意味で、2014年にSNSを発端に語感の良さからパパ活という単語が広まった経緯がある。パパ活という単語は年々浸透し、2017年にはパパ活というタイトルでインターネットテレビ配信のドラマも制作された。知名度が年々上昇したことでパパ活をする女性がその後は急激に増え、2020年現在は支援してくれる男性よりも女性が多くなっている。その比率は3対7と女性が男性の2倍以上で、支援者を求める女性にとっては厳しいのが現状である。しかし、支援してくれれば誰でもいいという訳ではないので良質な男性を見極めなければいけない。

パパ活の相場

基本的にパパ活は肉体関係など性行為の強要はなく、テーマパークなどで体験を共有したり、食事を同席したりすることが主な内容だが、双方の意向によっては性行為に至る場合もある。パパ活は地域によって金額に幅があり、東京や大阪などの中心都市は高額で、地方は2割から3割程度少ないと言われている。初回顔合わせの相場は5,000円から10,000円で、それ以降は10,000円以上が相場である。月極で週に数回程度会う固定パパと呼ばれる男性が相手の場合は50,000円以上が相場になっている。パパ活を行っている女性の報酬は月に30,000円から200,000円と幅があり、平均額は70,000円程度である。実際の稼動日数は月に2日から4日が多い。拘束時間は相手によって変わり、1時間の人もいれば8時間以上という人もいる。時給換算時に効率の良い相手を選ぶ人が多いが、一緒にいて苦痛な場合は長く続かず報酬額が少なくなる。

パパ活する女性の年齢とパパ活時の服装

パパ活を募集する女性の年代は20代から30代が多く、1番需要があるのは20代である。支援する男性はパパという立場で支援するので、娘のような年齢の女性を対象にしている。40代以上の女性のパパ活は水商売に比べると年齢によるハンデが大きいが、支援を希望する男性の年齢を上げれば相手は見つかる。パパ活では服装が重要で、男性は外食を一緒に楽しめる娘を求めるため、服装が派手で水商売を連想するような格好だと敬遠される。清楚系の服装にナチュラルメイクを意識して着飾ると好印象と言われている。

パパ活のためのアプリ

良質なパパと知り合う方法は色々あるが、業者を介する方法として専用アプリやパパ活サイトが利用されている。利用料金は女性が無料で、男性は月額5000円から10000円以上である。専用アプリにはおのおの特徴があり、利用している男性の年齢や男女比によって相手が見つかりやすいかどうかに差が生じるため、年齢層などが好みに合致するアプリを利用する必要がある。実際に会う前にメッセージでやりとりをするので、その段階で相手を見定めることができるのが専用アプリの利点である。

パパ活のコツ

パパ活は接点がない男性と知り合い一緒に時間を過ごすため、人によっては向き不向きがある。向いている女性は表情が豊かで人当たりが良い人である。愛嬌がある女性は男性の父性に訴えることができるので、継続して支援してもらいやすい。容姿が整っていることよりも、一緒にいて楽しいことが優先される。食事やアルコールを一緒に楽しめたり、男性の趣味に興味があったりする女性が重宝される。ただし、商売気のある振る舞いは好まれないので注意が必要である。

出会う男性にはいろいろなタイプがいるため見極めが必要で、場合によっては自己防衛もしなければいけない。パパ活をしている女性は多いので、良好な関係を築ける男性と巡り会うまでは時間がかかる。お互いの希望が合致する相手が見つかるまでは、妥協せずに気長に探すしかない。謎の多い不振な男性や嫌がることを強要する相手には無理に支援してもらわず、別の相手を探した方がよい。