2020年7月13日月曜日

CPA

別名:Cost Per Action
別名:Cost Per Acquisition

CPAは、Cost Per Action もしくは Cost Per Acquisition の英語の略称であり、主にデジタルマーケティングや SEO の分野で用用いられる、広告単価の指標のこと。広告などを経由してWebサイトに訪れた人が商品購入などのアクションまで到達するという「新規顧客の獲得」が達成されるために要する1人あたりのコストを示す値である。「取得価格」「投入費用」などと訳されることもある。

CPAは主に広告媒体による成果報酬の分析に使用する。新規の顧客を獲得するためのコストを計算する事で、純利益の計算などをする際に必要となる。また、広告媒体にもいくつかの種類があり、クリック型、インプレッション型、成果報酬型、視聴課金型などに分けられる。CPAを利用するメリットは広告に対する費用効果を確認する事ができ、取り扱う商品とのバランスを考慮し広告費用や、サイトの改善などに役立つ。つまり、CPAが下がると純利益の低下を意味する。

CPAと同様のマーケティング用語である「CPO」(Cost Per Order)は、1件あたりの注文にかかる費用を指す。CPAとCPAは、表記が似ていることもあって混同されやすいが、CPOはあくまで既存の顧客もしくは新規の顧客に対する注文単価であり、新規顧客1人あたりの獲得にかかるコストとは異なる。それぞれ計算方法も異なる。