2013年12月4日水曜日

ミシェル・ジョトディア

別名:ミシェル・アン=ノンドクロ・ジョトディア
別名:Michel Djotodia
別名:Michel Am-Nondokro Djotodia

1949年生まれとされる、中央アフリカ共和国の政治家。2013年3月に中央アフリカ共和国でクーデターを起こして政権を掌握し、8月に正式に大統領に就任した。

ミシェル・ジョトディアは2012年から、複数の軍事勢力からなる反政府連合「セレカ」の指導者として、フランソワ・ボジゼ大統領率いる中央アフリカ共和国政府軍との戦闘を続けてきた。

2013年3月のセレカによる首都バンギの制圧後、ミシェル・ジョトディアは大統領への就任を宣言したが、このクーデターをアフリカ連合は非難し、ジョトディアの大統領就任を認めなかった。その後、アフリカ連合からの要求を受けて暫定評議会が設けられたが、ジョトディアはこの評議会で大統領に立候補し、8月には正式に大統領に就任した。就任式にはコンゴ共和国のドニ・サスヌゲソ大統領も出席した。

2013年3月以降、首都バンギを中心に、セレカの構成員による略奪、強姦、殺人などの人道に反する行為が多数報告されている。ミシェル・ジョトディアは9月にセレカの解散を宣言したが、12月現在、治安の回復には至っておらず、国際連合安全保障理事会が中央アフリカ共和国へのPKO派遣の検討を行っている。