ブランチとは、ブランチの意味
ブランチとは、朝食兼昼食という意味のこと。ブランチの英語のスペルは brunch であり、英語の朝食「breakfast」と、昼食「lunch」がもとになっている。この言葉は、19世紀にイギリスの週刊誌が取り上げたことがきっかけとなり、アメリカやカナダなどの欧米諸国を中心に流行するようになった。日本では、朝寝坊をした日の朝食兼昼食を表すときにブランチという言葉を使うことがある。日本では、ブランチを何時にとるかに関係なく、午前中の朝食兼昼食をブランチと呼ぶことが多い。本来のブランチは、主に午前10時以降にとる朝食兼昼食を指す。昼食を兼ねたブランチには、トーストやサラダ、卵料理といった朝食の定番メニューのほかに、肉や魚介を使ったボリューム感のある料理も登場することがある。レストランでは、ランチやディナーのメニューと同様の扱いで、ブランチのメニューを別に用意しているケースも少なくない。
ちなみにブランチは、IT用語としては木の枝のようにつながる要素の相関関係のことを指す。枝を広げるようにつながる様子が木を連想させることから、このような関係を表す際に「枝」を意味する英語の branch という言葉が用いられるようになった。ビジネスでは、支部や支店などの本部からわかれる拠点を表すときにも、ブランチという言葉を使うことがある。